旅に出てみませんか?
知ってました?
日帰り旅行でも、ストレスが30%軽減されます。
新しい景色を見るだけで心が軽くなるからです。
今回は、関西近郊の手軽に楽しめるドライブスポットの
奈良県天川村すずかけの道エリアの車旅ガイドを
実際にボクが訪ねた記録をもとに紹介します。
その時の記録は最後に紹介します。
すずかけの道を駆け抜けて
天川村の大自然と心のふれあいを体験してみてください!
奈良県天川村すずかけの道とは?
奈良県天川村は
美しい自然と古くからの信仰が息づく山間の村です。
澄んだ川や四季折々の景観が広がり
歴史と自然が調和したスポットが点在。
都会の喧騒を離れ心身ともにリフレッシュできる癒しの地として訪れる人々に人気です。
そんな天川村の西部を走る県道53号が
「すずかけの道」と呼ばれている道路です。
大峯山から高野山までをつなぐ道であることから
「大峯高野街道」とも呼ばれ
その昔は、修験者たちが数多く行き交った道です。
「すずかけ」とはとは修験者が衣服の上に羽織る法衣を指します。
奈良県天川村すずかけの道へのアプローチ
今回はドライブガイドなので、車でのアプローチを紹介します。
もちろん公共交通機関でもアプローチ可能です。
詳しくはこちらを参照ください。
大阪方面から
南阪奈道路葛城ICより県道30号で御所市長柄へ。
そこから国道309号に入り大淀町吉野警察署西に向かいます。
そこで国道370号に入り大淀町岡崎に。
再び国道309号に入り天川村に向かいます。
新川合トンネルを抜けて5分ほどで
村で唯一の信号がある天川川合の交差点に到着します。
ここが県道53号の起点であり
すずかけの道の起点でもあります。
京都・奈良方面から
京奈和自動車道御所南ICより
国道309号に入り大淀町吉野警察署西へ。
そこで国道370号に入り大淀町岡崎に。
再び国道309号に入り天川村に向かいます。
新川合トンネルを抜けて5分ほどで
村で唯一の信号がある天川川合の交差点に到着します。
ここが県道53号の起点であり
すずかけの道の起点でもあります。
奈良県天川村すずかけの道ドライブガイド
すずかけの道の見どころ
天河大辨財天社
まず最初に訪れたいのは
「天河大辨財天社(てんかわだいべんざいてんしゃ)」です。
単に「天河神社」とも呼ばれています。
天川川合の交差点から
県道53号を西へ車を走らせ15分ほど到着です。
この神社は、日本三大弁財天の一つとして信仰を集めており
特に音楽や芸能の神として知られています。
芸能関係者をはじめ、多くの参拝者が訪れる神社で
境内は静かで神秘的な雰囲気に包まれています。
栃尾観音堂
次に訪れたいのが「栃尾観音堂(とちおかんのんどう)」です。
天河大辨財天社から県道53号を西へ。
5分強走ると、左手に栃尾橋があらわれるので
左折して橋を渡ります(道標あります)。
突き当たりを左手にとり細い道を走ると
栃尾観音堂に到着です。
栃尾観音堂の本堂には
聖観音菩薩立像・大弁財天女立像・金剛童子立像・護法神像の
四体の木仏が納められています。
これらはいずれも江戸時代の仏師・円空の作です。
円空は、全国を旅しながら数多くの木仏を彫り続け
天川村に位置する修験の山・山上ヶ岳でも
越冬修行を行っています。
静かな山里で円空の精神や歴史に触れながら自然を満喫でき
天川村の文化と自然を同時に楽しめる、心癒される隠れた名所
そんな場所が栃尾観音堂です。
伊波多神社
次は「伊波多神社(いはたじんじゃ)」に向かってみましょう。
栃尾橋に戻って県道53号を西へ。
5分ほど走ると、和田郵便局に出くわします。
そこのほんのちょっと先の道路から下がった川の近くに
伊波多神社はあります。
油断していると見逃してしまいそうなちっちゃな神社です。
ボクも最初の訪問時は場所がわからず
迷子になってしまいました。
この神社の創建年は不詳ですが
今から約1100年前の「延喜式(えんぎしき)」という書物に記載されているので
少なくとも平安時代以前の創建が判明しています。
境内は清らかな空気に包まれ
緑豊かな自然に囲まれた静寂な空間が広がっています。
訪れる人々に神聖さと心の癒しを提供する、天川村の隠れた名所です。
不動滝
次は神社仏閣を離れ、滝を見に行きましょう。
不動滝に向かいます。
伊波多神社から西へ車を走らせ
約15分ほどで不動滝に到着です。
県道から対岸に眺める形になるのですが
落差40mの滝の迫力を感じます。
谷をさかのぼると
岩穴の中に弘法大師が彫ったと伝わる仏像の形をした自然石があり
地元の人はその石を「お不動さん」と呼び
滝の名も「不動滝」になったといわれています。
また高野山から大峯山へお参りする人は
滝の上にあるお不動さんにお参りしたと
言い伝えられています。
天川村の豊かな自然と信仰の歴史を体感できる不動滝は
心身をリフレッシュさせるスポットとしておすすめです。
すずかけの道の施設
天川薬湯センターみずはの湯
ドライブに疲れた身体をお湯で癒やしましょう。
入浴施設の「天川薬湯センターみずはの湯」に向かいます。
ここは位置的には不動滝の東側にあるのですが
道路が狭くUターンしにくいので
とりあえずは不動滝から、そのまま西に向かいます。
5分もたたず橋を渡ったあたりに、広い場所があるので
そこでUターンしましょう。
そこから10分弱でみずはの湯に到着です。
みずはの湯はトウキなどの薬草を使った生薬配合の薬湯露天風呂と
ハーブサウナが魅力の施設です。
露天風呂につかりながら眺める山々や清流と滝の絶景は
まさに心身ともにリフレッシュできます。
また施設内では、バーベキュー場も併設しているので
家族や仲間たちとリラックスした一日を
過ごすことができます。
最後に奈良県天川村すずかけの道についてまとめると・・・
すずかけの道である県道53号は道幅が狭い箇所や
カーブが多い箇所が多くあるまさに険道です。
運転には十分に気をつけてください。
季節ごとの変化を楽しめるこのエリアは
何度訪れても新しい発見があります。
あなたも次の車旅計画に
天川村のすずかけの道を加えてみてはいかがでしょうか。
今回はすずかけの道周辺のおすすめスポットを紹介しました。
天川村にはまだまだ数多くの名所、見どころが存在します。
これらはまたの機会に紹介します。
今回は2024年9月に奈良県天川村をすずかけの道を中心に
ドライブした記録をもとに車旅ガイドを紹介しました。
その時の記録はYouTubeにて公開していますので
ぜひご覧ください。
チャンネル登録、コメント、高評価も
よろしくお願いいたします。
コメント