山登りをしてみませんか?
知ってました?
登山は体力づくりだけじゃなく、
絶景と達成感が得られる最高の体験!
まずは近場の低山から、気軽に始めてみませんか?
今回は関西の人気低山のひとつである大和葛城山を
実際にボクが歩いた記録をもとに
天狗谷から登るコースを紹介します。
実際にボクが歩いた記録は
最後に紹介します。
関西人気低山の大和葛城山てどんな山?
大和葛城山(やまとかつらぎさん)は、
奈良県御所市と大阪府南河内郡千早赤阪村との県境に位置し、
標高959.2メートルの山です。
この山は四季折々の美しい景観を楽しむことができ、
特に春のツツジや秋のススキが有名です。
山頂からは360度のパノラマビューが広がり、
大阪平野や金剛山、さらに景色が良ければ遠くに六甲山や淡路島も見渡せます。
大和葛城山は、トレッキングだけでなく、
自然観察やリラックスした時間を過ごす場所としても人気があります。
大和葛城山天狗谷コースの登山口へのアクセス
公共交通機関を使用する場合
天狗谷コースの登山口への最短バス停は東水分になります。
バスは近鉄河内長野線富田林駅より出てますが
日に5本(土、日、祝日は6本)しか運行されておらず
また東水分のバス停から登山口まで
わりと交通量の多い国道を約50分ほど歩くため
バスでのアプローチはおすすめしません。
車でのアプローチ(大阪市内より)の場合は
阪神高速松原線の最終出口である三宅出口より
そのまま国道309号を南下し
水越トンネル手前の水越峠に向かう分岐道を入って
公衆トイレを少し過ぎたところの左側に
5~6台程度の駐車スペースがあります。
また、公衆トイレから5分弱過ぎたところに
40台ほど駐車できる水越側公共駐車場があります。
関西人気低山・大和葛城山天狗谷コースのルートガイド
ルート概要
天狗谷コースは、葛城山の中でも自然をダイレクトに感じられるコースで、
急勾配や岩場、沢を越えながら、ちょっとした冒険気分を味わえるルートです。
全体の距離はおよそ3.5キロメートルで、
登りの標準時間は約2時間30分から3時間程度です。
このコースは登山口から一気に高度を稼ぎ、
谷間を抜けて山頂へと続きますが、
変化に富んだ地形が続くため、道中に飽きることなく楽しめます。
登山口から天狗谷へ
駐車スペースからそのまま橋を渡り
まずは天狗谷へ向かいます。
登山口は比較的分かりやすく、
標識も設置されていますので、
迷うことは少ないでしょう。
なお、標識にある「葛城登山口バス停」は
金剛バス廃業に伴い廃止されています。
登山道に入ると、最初は緩やかな登りが続きます。
このあたりは森に覆われ、
木々の間を抜ける清々しい空気が広がります。
最初の30分ほどは、比較的歩きやすい道が続きます。
やがて、天狗谷と合流して沢沿いを歩きます。
天狗谷沢沿い歩き
天狗谷の魅力の一つは、
途中で出会う渓流の沢沿い歩きです。
澄んだ水が流れる渓流に沿って歩く区間では、
水のせせらぎを聞きながらリフレッシュすることができます。
夏場は特に涼しく、自然の冷気が心地よいポイントです。
ただし、渓流沿いの道は滑りやすい箇所もあるため、足元には十分な注意が必要です。
沢渡りの際には、石の上を跳ねて渡る必要があり、
バランス感覚も求められます。
この区間は、登山の醍醐味を味わう一方で、
慎重な行動が求められるポイントです。
天狗谷を離れて
沢と別れると階段急登がはじまります。
ここからがこのルートの最もハードな部分です。
山道は険しいですが、
徐々に標高が上がるにつれて、
展望が開けていきます。
途中にはいくつかの休憩ポイントもあるため、
無理せずに小まめに休憩を取りながら登りましょう。
特に夏場や晴天時には、
こまめな水分補給を心がけてください。
急登を超えると、やや緩やかな稜線へと続きます。
この稜線に出た瞬間、
山頂に近づいたことを実感できます。
そしてもうひと登りすると
キャンプ場と出合います。
大和葛城山山頂へ
キャンプ場に出合うと
山頂はすぐそばです。
やがて道は舗装道となり
食堂の前の細い道を登ると
山頂に到着です。
山頂は広く開けており、
360度のパノラマビューを楽しむことができます。
北側には大阪平野、南側には奈良盆地が広がり、
特に冬の澄んだ空気の中では遠くに和歌山や四国の山々も見渡せることがあります。
山頂には休憩所やトイレがあり、
ロープウェイを利用する観光客も多いため、
週末には賑わうことも少なくありません。
下山は車でのアプローチしたなら、
そのまま天狗谷を下山するか
ダイヤモンドトレールを経由して、
水越峠への下山ルートがあります。
どちらも急坂を下山する場所があるので
慎重に歩いてください。
車以外でアプローチした場合
奈良県側に下るコースとして
櫛羅の滝コース、北尾根コースがあり
またロープウェイでも下山できます。
大和葛城山山頂周辺の施設
山頂には周辺には、
宿泊施設の葛城高原ロッジがあります。
ここで食事をとることもできます。
ここでは、鴨鍋をはじめとする鴨肉料理が味わえます。
また、日帰り入浴もでき登山後に汗を流せます。
また、週末のみの営業ですが
白樺食堂で食事をとることもできます。
最後に大和葛城山天狗谷コースのまとめとして・・・
今回の大和葛城山登山に限らず
たとえ日帰り低山登山といえども、最低限の装備は必要です。
特に忘れやすいのがヘッドライト。
秋のススキを目当てに登る場合、意外と日没は早いです。
万が一に備えての必携アイテムです。
天狗谷コースから登るルートは、変化に富んだ自然の中を歩く魅力的なコースです。
渓流沿急な岩場、谷間を越えながら進むこのルートは、
自然の美しさと登山の醍醐味を存分に味わうことができます。
天狗谷コースはややハードな部分もありますが、
登頂した際の達成感や山頂からの絶景は、その努力に見合う素晴らしい体験を提供してくれます。
体力や技術に応じた準備をしっかり行い、安全に配慮しながら登山を楽しむことで、
四季折々の美しい自然と、山ならではの静寂と癒しの時間を過ごせるでしょう。
今回の記事は
2023年10月に大和葛城山を登った記録をもとに作成しました。
その様子はYouTubeにて公開してます。
ぜひご覧いただき
チャンネル登録、コメント、高評価のほど
よろしくお願いいたします。
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